大人の教会学校(於:光カトリック教会 肥塚神父)資料 2022年6月 

 

ミサを生きる(14)

【ことばの典礼】(4)

■福音朗読

 

・アレルヤ唱(または詠唱)の後に、福音が朗読されます。

 

 ⇒「福音のみことばが司祭または助祭によって朗読されます。『主は皆さんとともに』 『また司祭とともに』と応答して、福音のみことばによって私たちを招いてくださる主の現 存をあらためて確認し、(司祭が「〇〇〇による福音」と呼びかけるのに)『主に栄光』と、 みことばとして私たちを訪れてくださる主を賛美しながら福音のみことばに耳を傾けます。

 

 かつて人を導き、人々の人生を照らし、一人ひとりを新たな旅立ちへと招かれたイエス・ キリストが、今、ここに集う私たち一人ひとりの人生に向かって語りかけ、呼びかけてくだ さるのです。そのイエスのみことばに私たちの人生の行く手を指し示す光を見出だしたい と思います。

 

 そのような思いで一つになることによって、それぞれの生きる境遇は違っていても、私たち はみな、イエス・キリストの弟子として、イエス・キリストに従う者たちとして、ひとつに 結ばれていくのです。キリスト者である私たちの一人ひとりの独自性とお互い同士の共通 点はここにあります。このことがミサにおいて確認されることによって、私たちの教会は、 みことばを土台とした信じる者たちの共同体として成⾧していくのです。」

( 「ミサの鑑賞—感謝の祭儀をささげるために—」 吉池吉高 オリエンス宗教研究所 65~66頁 )

 

 ⇒「福音の朗読はことばの典礼の頂点である。福音の朗読に最大の尊敬を払うべきこと は、典礼自体が教えていることであって、他の朗読にもまして、福音の朗読は特別の栄誉を もって飾られている。福音を告げ知らせるために選任された奉仕者は、祝福あるいは祈りに よって自らを準備し、信者はキリストが現存され自分に語っておられることを応唱によっ て認め、公言し、朗読そのものを起立して拝聴するのであり、また福音朗読者に対しても尊 敬のしるしが示されるのである。」

( 「ローマ・ミサ典礼書の総則(暫定版)」 カトリック中央協議会 60 )

 

・福音朗読の終わりに、司祭は「キリストに賛美」と唱えます。一同も「キリストに賛美」 と応唱します。