待降節のメッセージ 教会だよりから

★クリスマス、救い主の御降誕を共に喜び、分かち合いましょう★

        ~自旨(じむね)より御旨(みむね)を~

今年も、あんなこと、こんなこと、うれしいこと、つらいことが皆さん一人一人の身に起きた一年だったことでしょう。教会は、世間の暦より一か月ほど早く、新年を迎えます。つまり、主の御降誕を祝う準備を始める待降節第一主日(今年は11月30日)が教会暦の元旦にあたります。そして、救い主の御降誕を共に喜び祝う中で1月1日を迎えます。

教会の新年にあたり、心を整え、いっそう、神の息吹(聖霊)に満たされて、神様のお望み、御旨のままに、共にキリストの道を選びとり、歩んでいきましょう。自分の望み、自旨のままに生きるとは、ただ好き勝手にしたい放題に生きるということだけではありません。神様のことを忘れ、神様に心を向け、問いかけ、またより頼むことをおろそかにしているときも、自旨のままに生きている時です。そのような状態では、神様からの息吹を受け取ることは難しいでしょう。

クリスマスはこれ以上ない、分かりやすい形で神様の愛が示された出来事であって、また人類史上、最大の出来事にちがいありません。父なる神様が最愛の子イエス様を人間の姿、赤ちゃんの姿で、この世にお送りくださったのです。父なる神様は高みから私たちをただ眺めている方ではありませんでした。イエス様は、みすぼらしい場所、馬小屋でこの世での第一歩を踏み出しました。ここに、すでにイエス様が私たち人間の喜びだけでなく、弱さ、苦しみ、つらさを共に担ってくださる姿がはっきりと示されています。今、悲しみや苦しみの中にある人、家庭、国にこそ、喜びと希望のメッセージが届けられます。

様々な思いやわずらいにとらわれている私たちです。この年の瀬、ゆっくりと神様に向き合うひと時、祈りの時を過ごしましょう。聖書を読んだり(声を出すとなおよし)、聴いたりしましょう。何よりも、ミサを大切にしましょう。病床にある方、教会に足を運ぶことの難しい方は、自分と同様の生活をしている人々のためにも祈りましょう。

    キリストによって、キリストとともに、キリストのうちに

      2014年 待降節第一主日

                  柳井カトリック教会

                  主任司祭  シメオン 後藤正史 神父