March 20, 2017

前 カトリック柳井教会 主任司祭

(2017年4月1日から松江カトリック教会主任司祭) / 前:柳井カトリック教会主任司祭)

柳井教会HPをお訪ねくださった皆様へ  

  柳井教会の草創期には、旅館、信徒宅などでミサ(礼拝)や集会を持っていました。文字通り、手作りで教会(信仰共同体及び祈りの場所)を作り上げてきた歴史があります。そして、新聖堂が1982年建立されました。柳井市と近隣の田布施町、平生町、周防大島町、上関町、岩国市在住の信徒が寄り集い、共に神に賛美と感謝を捧げています。

  ここ数年、カメルーン、インドネシア、ベトナム、アメリカ、フィリピン、韓国、ブラジルなど...

February 12, 2017

前 カトリック柳井教会 主任司祭

 今日の福音も、マタイ福音書の5章から7章にかけて語られる、イエスによる山上の説教の一部に耳を傾けます。マタイ福音書は聖書、旧約聖書とユダヤ人の伝統に生きてきたキリスト者たちのために書かれました。それで、律法に関連した話がとても多いです。律法というのは旧約聖書の最初の五冊、いわゆるモーセ五書を指しています。

 モーセがシナイ山に登り、十戒を持ち帰ったように、イエスも人々に新しい掟を指し示されました。イエスは日々の生活の中で、具体的に神の教えに従って生きようとすること、愛の実践の大切さを説きました。よく断食をし、よく祈り、施しもよくし...

December 4, 2016

前 カトリック柳井教会 主任司祭

◆それぞれ置かれている状況に、様々な違いはあっても、平和と平安と幸せを求める心でわたしたちは一つになります。
   ★それがクリスマス。

◆確かな光を求めているわたしたちにイエスご自身がまことの光となって励まし導いてくださいます。  
   ★それがクリスマス。

◆様々な葛藤や苦しみ、悩みや孤独の中であえぎ生きているわたしたちを喜びと希望へと導いてくださる方がおられることを思い起こす日。  
   ★それがクリスマス。

◆厳しい状況に追い込まれてやけになりそうな時にも実は見えざる手をわたしたちに差し出してくださる方がおられることを教えてく...

December 1, 2016

前 カトリック柳井教会 主任司祭

 皆さん、年の瀬をいかがお過ごしでしょうか。今、年の瀬と言いましたが、教会の暦では11月27日から新年が始まっています。この日、すなわち、待降節第一主日(日曜日)、つまり救い主イエスのご降誕を祝う日、クリスマスに向けて心や生活を整え準備する特別な日々(待降節)が始まる日がいわば教会暦の元日となっています。ですから、ほかの司祭たちはあまりしないことでしょうが、わたしは毎年、この日には、ミサ(神に賛美と感謝を捧げ祈る祭儀)の初めに、「新年おめでとうございます」とあいさつします。信者ではあってもたいがいキョトンとしていますが、少しずつ慣れ...

August 21, 2016

前 カトリック柳井教会 主任司祭

 皆さん、今日、わたしたちが聞いた御言葉をどのように受けとめられたでしょうか。どの言葉が心にとどまったでしょうか。


  洗礼を受けて、キリストの弟子となった私たちにとって、いちばん、関心のあることではないでしょうか。一方で、私たちは充分、御旨、神のお望みに答えきれてはいないけれど、きっと救われると思い込んでいるかもしれません。でも、思い込みで満足して、そこから一歩踏み出すことなく、神からのチャレンジ、呼びかけに答えようとしない私たちの実際の生活を主イエスはよくよくご存知でした。みんながそうしているからとか、みんながそう考えているから...

April 24, 2016

前 カトリック柳井教会 主任司祭

 主キリストに出会った人は自分の思いや経験をはるかに超え出る恵みをいただきます。復活の主キリストに出会い、大変身を遂げたパウロもその一人でした。パウロは熱心なユダヤ教徒で、キリスト者のグループを追い回し、迫害するリーダーでした。復活した主キリストに出会い、心底生きる意味と喜びを見出した弟子たちは、福音を証しし宣べ伝えるキリスト者信仰共同体を形作っていきます。その初代教会の歩みを使徒言行録が詳しく記しています。ですから、復活祭の後、毎日ミサのたびに、使徒言行録が世界中で読まれています。恐ろしくてキリストの十字架のもとにいなかったペトロ...

November 22, 2015

前 カトリック柳井教会 主任司祭

間(ま、あいだ)  ~空間(天地)、時間(過去、現在、未来)、人間~


 先だって、以前から気になっていた、間(ま)という言葉を調べてみました(学研現代新国語辞典)。「物と物との間の場所/事とこととの間の時間/(邦楽)休止、(演劇)沈黙の時間」との語義です。一方、間(あいだ)も調べてみると、「二つのもので挟まれた部分、中、隔たり/一続きの時間/関係」とあります。

 日本の道(どう)、例えば茶道、華道、書道、香道などはすべて間(休止、沈黙)が枢要な位置を占めています。そこでは呼吸が整えられてこそ、事が首尾よく成就します。休止、沈黙なしのテ...

September 14, 2014

前 カトリック柳井教会 主任司祭

今日は十字架称賛の御祝い日です。十字架はもともとイエスの時代、ローマ帝国では辱めと死のシンボルでした。それがイエスの十字架上での死を通して、栄光とあがないのシンボルとなりました。同じ十字架が全く反対の意味となったのでした。

 教会の聖堂を外から、また中に入って見た時も、まっさきに見える形で示すシンボルです。実際、わたしたちは祈るたびに、自分の身体に十字架の形を印します。十字架はわたしたちの信仰と切っても切り離すことができません。

 イエス・キリストは十字架の上で、人々一般のために死んだのではなく、このわたしとあなた一人一人のために死んだ...

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